机上の本とメガネ





玄関の様子



玄関廊下












    ・・・私達のこだわり・・・

     リフォームの御依頼を頂き,お伺いしますと
     どこか懐かしく自然で落ち着いた雰囲気に
     惹かれることがあります。そんなときは
     「このままでいいのでは」と思うことも
     しばしばです。思えばその時点でもう
     相当な暮らしの実績がすでにあるわけで、
     その積み重ねた日々が醸し出す安堵感や
     心地良さがそう感じさせるのだと思います。
     そうしたお宅には共通している事があります。
     それは内装(特にクロス)の劣化が暮らしを
     邪魔していないということです。お客様が 
     内装リフォームをお考えになる動機として
     クロスの劣化を挙げられます。ということは
     クロスが暮らしをスポイルしないレベルなら
     当然リフォームをお考えになることは少ない
     と思われます。具体的には、隅々や繋ぎ目の
     納まりがよく、糊の拭き忘れの黄ばみなどが
     ない状態が続くことです。

     私達の仕事は<暮らし>の背景を担当させて
     いただく事です。暮らしというのは長い時間を
     かけてその時々で足したり引いたりしながら
     少しずつ創り上げられてゆくものです。
     そう考えると、いかに長く次のリフォームを
     考えなくて済む状態を保てるかが、私たちの
     仕事の真価であり課題だと考えています。

     そして適正価格で工事をするという事です。
     これは安い・高いと言う事ではありません。
     業界には信じられないような高い業者もあれば、
     その逆の業者もあります。しかし、どちらにせよ
     工事内容にあった適正価格であれば、それぞれに
     需要があり会社として立派に存続しています。
     適正価格とは、時間と工事内容のバランスが
     良く、それに見合った金額だと考えています。

     私達の仕事は、それぞれの職人が自分の仕事に
     責任を持ち次々と渡してゆくことで完成します。
     そこで大事なことは、それぞれの仕事は常に
     次の職人の仕事の前工程だということを理解し、
     工事の流れを止めないことが必要なのです。
     これは、どんな仕事にも言える大事な事です。