カーペットの施工方法



施工前

施工前
家具類・小物類などは、手前の和室に
ほとんど移動しました。



施工前2

施工前
家具類が多い場合は部屋の中で
動かしながらの施工も可能です。




カーペット剥がし


クロスの貼替えは完了しています。
  既存のカーペットを剥がしているところです。
  廃材として扱いやすい巾にカットしながら
  丸めてゆきます。



フェルト剥がし


  既存のカーペットを剥がすと、フェルトという
クッション材が敷いてあります。 これが
ハウスダストの温床になっていて
  これをすべて新規交換しないと、新しい
    カーペットに張替えた意味がありません。 



フェルト剥がし2

 
古いフェルトを剥がしています。



ケレン

フェルトは、カーペットの下でたるんだり
  動いたりしないように、ラテックスという
  ゴム糊で所々止めてあります。この固まりも
  取り除いておかないと、後で踏んだ時に、
  足裏に違和感を感じることもあります。



新フェルトを敷く


新しいフェルトを敷いているところです。
  フェルトは約90cmロールになっていますが、
  できるだけ動線の向きに流します。



新しいフェルト完了


すべて新しいフェルトに敷き変えました。




新カーペットを敷く1

 新しいカーペットをとりあえず
  均等に広げたところです



グリッパー・ニーキッカー

カーペットの場合、四方にグリッパーという
  細い板状のものが打ち込んであります。
  それは小さな釘が上向きにしかも外側に
  向いて出ているもので、それに画像のように、
  ニーキッカーという道具で引っ張りながら
  引っ掛けてゆきます。



カーペットジョイント
 
ニーキッカーを使って引っ張りながら
  四方のグリッパーに止めたところです。
  ニーキッカーとは文字通り膝で蹴る道具ですが
  この按配が悪いと、弛みやしわの原因になります。



カーペットジョイント2

 隣の洋室のカーペットとドア下でジョイントします。
   見切り材を使わず段差のない状態にします。
腕の見せ所です。両方のカーペットの際を
材料の目に沿ってカットします。
   そうしないと継ぎ目が目立ってしまいます。



シーミングテープ


シーミングテープを使ってジョイントしています。
巾10cm程で専用アイロンで表面を溶かしながら
  両方のカーッペットの裏側をまたぐように接着する。




シーミングテープ2


まだ熱が残っているうちに、すばやく
 ニーキッカーなどで微調整して
   目合わせしながら接着してゆきます。




カーペット完成1

周りの余分な部分をカットして
   新しい巾木を貼りました。



カーペット完成2

完成①





カーペット完成3

完成②


カーペット完成4

完成③